中学2年か3年だっただろうか、、、初めて聞いたミスターチルドレンの曲は、”Replay”だったと思う。
当時は、B’zが流行っていて中学の友達とよくカラオケで歌うといったら”Bad Communication”とか”ALONE”とか” BLOWIN’ “歌っていたなぁ
そんな中にミスターチルドレンの曲は、ちょっと刺激の物足りない曲が多くて初めのうちは、、、
歌声はいいんだけどなんかビートルズなんかの日本風バンドかよ!? やっぱ歌は、ノリ、ノリだよ!
2度目は、ドラマの”同窓会”主題歌になっていた”CROSS RORD”を聞いた時だったかな。
なんて優しい曲を歌っているんだろ!?このミスターチルドレンってのは、どんなバンドなんだ。。。
それからアルバムや出ていたシングルを買い漁り聴き始めたのが中学3年の冬だった。
それからもうミスターチルドレンのファンになってからかれこれ20年以上経つけど自分の人生の教科書のような歌だと今でも思っている。
もう戻らないけど大切な青春時代、大学時代、社会人になってからの葛藤、イベント制作会社を立ち上げてからうつ病を発症して迂用曲折して今に至るまで数々の自分の人生の中で大切な1ページにスゴく共感する歌詞や曲が多く今でも大好きなアーティストです。
Vo.の桜井さんの歌詞は、もうただの歌詞ではなく詩であるし一緒にタッグを組む小林さん は、桜井さんの歌詞の世界観をそのまま音で表現する天才であると思う。
その他のメンバーもこの孤高の二人の才能を最大限に開花させる為の素晴らしいアーティスト達である。メンバーもメジャーデビュー以来入れ替わりもなく色々とあるとは、思うけど本当に仲のよいバンドなんだなと思える。
今日は、そんな自分の人生で一番聴き込んでいて一番大好きなアーティスト ミスターチルドレンの楽曲の中からSFMが元気をもらったり落ち込んでいる時に聞いていた曲を紹介していきたいと思います。
旅人 「マシンガンをぶっ放せ -Mr.Children Bootleg-」収録曲
うつむかないで天上を見よ
出典:旅人/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
転ばぬ先の杖なんていらない
でも心配 そんで今日もまた神頼み
この辺りの表現が、結構好きかも。
”今日もまた神頼み”
結局、神頼みしても変われないんだけど人間って浅はかだからすぐに楽な方、楽な方へと行っちゃうんだよね笑
裸で抱き合って
出典:旅人/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
隣人と将来などを不安な想いで見つめんだ
悩みは尽きないや 切ないがぐれるな
双極性障害って”性の暴走”があるみたいでSFMももちろん経験済み。。。 寂しい気持ちを代弁してくれていて共感します。
人は、やっぱり一人では生きては行けません〜
恋に身を投げるロミオ
出典:旅人/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
美談にならない時代だ
よって僕もまた旅人 Oh…
言い訳せずに実行せよ
正当化せず答えを探そう
ありがとう こんな僕に付き合ってくれて
恋愛で悩んで死んでしまうロミオ&ジュリエットを引用してやはり人間は、生きなければと伝えています。
最後は、やはり”実行”、”答えを探そう”と勇気付けてくれます。そして”ありがとう。。。”
なんでこんな歌詞を書くことが出来るんでしょう笑 今度うつにまたなったらこの歌でもカラオケで歌って元気になれると思わせる歌詞だな、、、
”旅人”は、メロディックな楽曲に力強い詩でブルースでもあり人生の応援歌でもあるとSFMは思います。
and I love you 「四次元 Four Dimensions」収録曲
この曲は、日清カップラーメンのCMソングとして最初聞いたと思います。
CMとスゴくマッチしていい印象がありこのミニアルバムが出たらすぐに買って聞いていました。
傷つけ合う為じゃなく
出典:and i love you/作詞・作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children
僕らは出会ったって言い切れるかなぁ?
今 分かる答えはひとつ ただひとつ
I love you
and I love you
and I love you
人を傷つけなくて生きられることは、難しいしだから最後は、やっぱり”I love you”なんだけどこのサビの部分への流れが気に入っているSFMです。
どうしようもなく急に一人になりたい時があり
出典:and i love you/作詞・作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children
屋上で月を眺めてた
君に想いが強く向くほど 臆病になるのが分かって
素直には認められなくて
元気がある時ではなくて少しづつ何かが崩れかけているそんなタイミングなのかな。
想いが強くなればなるほど、逃げ出したりしたくなるし真実を素直に認めたくなくなる。。。なんとなく弱っていく自分に少し気持ちが合わさっていくような気がする歌詞なのでここが好きな部分なんです。
”and I love you”って未来に不安があるけど”君”となら進んで行けるというような勇気をくれる曲であるとSFMは思っています。
その”君”は、ただ恋愛相手だけではなくて大切な人、友人、家族までも置き換えることが出来る壮大な詩であるような気がします。
終わりなき旅 13thのシングル 収録曲
みんなが知っているミスターチルドレンの曲の中でもベスト10に入ってくるであろう曲で13thシングル”Everything (It’s you)後の突然の活動休止宣言して復帰第一弾の曲であります。
桜井さんも一気に駆け上がって疲れていたんだろうと。。。
休止してこの歌が、作れるってやはり才能の塊のような人だなとその当時は、思ってスゴく好きで聴きまくっていた曲でした。
閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて
出典:終わりなき旅/作詞・作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children
きっと きっとって 僕を動かしてる
いいことばかりでは無いさ でも次の扉をノックしたい
もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅
この部分で色々な人が本当に勇気付けられたとSFMも共感します。
あー友達とかとカラオケで熱唱したくなりますね〜
難しく考え出すと 結局全てが嫌になって
出典:終わりなき旅/作詞・作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children
そっとそっと 逃げ出したくなるけど
高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんな
まだ限界だなんて認めちゃいないさ
ストレートに不安や嫌なことが起こった時にみんなが、思うことをこんな素敵な歌詞で歌うことが、出来るっていいな〜
人それぞれに壁があるけどなんでも乗り越えた時に感じる充実感とかまだまだこれからやれるんだって勇気をくれる。
胸に抱え込んだ迷いが プラスの力に変わるように
出典:終わりなき旅/作詞・作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children
いつも今日だって僕らは動いてる
嫌な事ばかりではないさ さあ次の扉をノックしよう
もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅
今は、うつ病などで動けない人だってまた元気に動き出せる時が必ずくる。
そしてまた次の自分を探す。
”終わりなき旅”は、人生の応援歌No.1と言ってもおかしくない。人それぞれの山あり谷ありの人生の中で起こる出来事を自分の糧にしてこれからも進んで行こうと思わせてくれるそんな歌であると思います。
掌 25thシングル 収録曲
この曲がリリースされた時は、SFMがサラリーマンであって結婚を考えていた女性がいた時期でした。聴いていたらその時のこと色々と思い出してきてしまったな笑
元気が出る曲をと思って書き始めたけどこの曲は、そんな感じじゃなくて何というか人間が抱える数々の矛盾や葛藤を詩にしていると思います。
SFMと付き合っていた女性とは、スゴくいい関係だったんだけどどうしても結婚出来ない理由があってそれがSFMも悲しくてジレンマがあってでもどうしようもなくてこの歌が、自分の心の奥底にある感情を上手く表現していたと思っている時であったので良く聞いていたしカラオケでも歌っていたなぁ〜
抱いたはずが突き飛ばして 包むはずが切り刻んで
出典:掌/作詞・作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children
撫でるつもりが引っ搔いて
また愛 求める
解り合えたふりしたって 僕らは違った個体で
だけどひとつになりたくて
暗闇で もがいて もがいている
深い、深すぎる歌詞に初めて聞いた時に衝撃を受けたのを覚えています。
なんでこんなにも人間って辛い思いをしながらでも愛する人と一緒にいるんだろう!?と
その時に一緒に暮らしていた女性が、優しければ優しいほど傷つけて突き放してでもやっぱり大切な人だったと後から思ったりして。。。
本当にSFMって自分勝手な奴だと自己険悪に陥ってみたいなまるで無限ループしていたなと今ですら思い出します。
夢見てるから儚くて 探すから見つからなくて
出典:掌/作詞・作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children
欲しがるから手に入んなくて
途方に暮れる
どこで間違ったかなんて 考えてる暇もなくて
でも答えがなきゃ不安で
こんな矛盾ばかりを繰り返して人間が生きている。。。
哲学的な言い回しに共感して自分の人生と掛け合わせて絶望してでも生きていかなくては、行けなくて。。。
この歌は、完全に感情移入しておりましたわ〜
キスしながら唾を吐いて 舐めるつもりが噛みついて
出典:掌/作詞・作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children
着せたつもりが引き裂いて
また愛 求める
ひとつにならなくていいよ 認め合えばそれでいいよ
それだけが僕らの前の
暗闇を 優しく 散らして
光を 降らして 与えてくれる
最後の一節は、真逆のことばかり練発していきます。
分かっているけど辞めれない。
このジレンマを攻撃的な詩によって僕たちにつたえている。
そして終わりには、絶対明けない闇はないと光は、すべての人が平等に受けることが出来るとまるで賛美歌の歌詞みたいな終わりを迎えます。
”掌”は、いつ聴いても考えさせられる非常にメッセージ性の高い作品であると思うしまた数年後に聴くと新しい捉え方が出来るような曲でありますね!
蘇生 「IT’S A WONDERFUL WORLD」 収録曲
2回目のうつ病、双極性障害から立ち直った時に久しぶりにカラオケに行って歌いたいなって思った曲です。
”IT’S A WONDERFUL WORLD”は、大好きなアルバムの一つでもありますがシングルカットで良い曲もたくさんあるしこのアルバムを聴いていた時期にはそれほど好きな曲でもありませんでした。
でも病気が良くなっていってなんか元気になってきた時にミスターチルドレンの歌で今、自分の気持ちを歌えるものってなった時にバシッとこの曲がハマりました。
胸を揺さぶる憧れや理想は
出典:蘇生/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿・小林武史(overtureのみ)全曲編曲:小林武史 & Mr.Children
やっと手にした瞬間に その姿消すんだ
でも何度でも何度でも
僕は生まれ変わって行く
そしていつか君と見た夢の続きを
暗闇から僕を呼ぶ
明日の声に耳を澄ませる
そうだ心に架けた虹がある
自分の理想に向かって突き進んで来たけど手に入れたらすぐに消えてしまう。
でも何度でも何度でも復活出来るし、夢の続きや心に架けた虹(栄光とか)を取り戻すことも出来るって勇気を貰えました。
ノートには消し去れはしない 昨日がページを汚してても
出典:蘇生/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿・小林武史(overtureのみ)全曲編曲:小林武史 & Mr.Children
まだ描き続けたい未来がある
叶いもしない夢を見るのはもう やめにすることにしたんだから
今度はこのさえない現実を 夢みたいに塗り替えればいいさ
そう思ってんだ
変えていくんだ
きっと出来るんだ
過去は、決して消せることは出来ないけど新しく未来は、なんでも作っていくことが出来るって力を貰えました。
夢を諦めるんじゃなくて現実を見ながらまた新しく塗り替えれば良いんだって!
自分を信じて進んで行こうと思わせてくれる非常に心に刺さるところですね。
何度でも何度でも 僕は生まれ変わって行ける
出典:蘇生/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿・小林武史(overtureのみ)全曲編曲:小林武史 & Mr.Children
そうだ まだやりかけの未来がある
SFMは、告白します。
この”蘇生”をカラオケで歌った時、余りに詩が自分の今の境遇とシンクロしてしまって親友たちがいる前で”男泣き”してしまいました。。。
親友たちが、SFMが元気になりつつあるってタイミングだったので無理して綺麗なオネーサンが達がいるようなお店で熱唱して最後に”男泣き”。。。
あーーあーー恥ずかしかったな〜 親友の前とかで泣くって小学生か中学生か!
もううつ病、双極性障害なんかに負けるもんかって固く誓った夜でした。。。
最後に
ミスターチルドレンって日本の男性バンドの中でやはり一番影響力があるアーティストだとSFMは思っています。
アンチの方は、やれ歌詞が気持ち悪いや海外のオマージュバンドやら、最悪なのは桜井さんの笑顔がキモいってのもあったりしてSFMは失望を超えて何も言えないです。。。
人の価値観なんて十人十色だし、分かり合えない人は、世の中にゴマンといるわけで。
それを論破しようなんざこれっぽっちも思いませんが、もし人生の岐路や転換期、SFMと同じようにうつ病や双極性障害などで病んでいたりしている時がベストですが。
ミスターチルドレンって聞いたことあんまりないかも!?とか思っている方もしいらっしゃれば是非、一度どのアルバムでもいいので耳を傾けて聴いてみてください。
彼らの世界観が、傷ついている人たちの癒しになるとSFMは本気で思っていますというところで本日は、ここまで〜
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